敬老の日と地域包括支援センター

keirounohi

9月21日は敬老の日です。
明日の秋分の日も祝日なので、4連休の方もいらしゃると思います。
私の住む安曇野市もこの連休中に県外ナンバーを多く見かけました。

さて今日は地区から、敬老の日ということで、母に紅白のおまんじゅうとガーゼの手ぬぐいをちょうだいしました。そして、地区の子どもたちよりお手紙をいただきました。

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「いつまでも元気でいてくださいね」と書かれてあります。母に見せたら、にっこりとうれしそうな顔になりました。

以前、介護施設に勤めていた時、高齢者の方々に楽しんでいただくレクリエーションを日々考えていました。しかし、年に一度訪問する幼稚園児と接するときの高齢者の満面の笑顔を引き出すようなレクリエーションは考え出せませんでした。

ところで、高齢の母はこの頃、私の姿が少しの時間見えないとすぐにふらつく足でわたしを探し始めます。
足が弱っているので転ぶこともしばしばです。
自分のそばに誰かがいないと不安でしかたがないようです。
ひとり住まいの高齢者の方にはご家族もいないので、もっと不安を感じられることも多いと思います。

そんなとき頼りになるのが「地域包括支援センター」です。
「地域包括支援センター」は市区町村が運営をしています。
高齢者が住み慣れた地域で安心して生活していけるように、介護、福祉、健康、医療など、さまざまな面から高齢者や家族を支援してくれます。

高齢者やそのご家族、高齢者の近所に住む人も困ったことや心配事があっても、誰に相談したらよいかわからないときは、ぜひ住んでいる市区町村ある「地域包括支援センター」に相談されることをオススメします。

また、「地域包括支援センター」では、住民や民生委員、警察、消防署、医療機関、介護サービス事業者、社会福祉協議会、ケアマネージャーなどが協力して、地域の高齢の方々の見守るネットワークがあります。

この「見守りのネットワーク」が、高齢者の問題や異変を早期に見つけて、地域包括支援センターに報告。適切な機関と連絡を取り合い、問題解決の支援をしてくれます。

今現在100歳を超える方は8万人。
独り暮らしの高齢者の方も増え続けています。

そんな地域の高齢者の方々に、当院も健康にお役に立つことができればと考えています。