『春腰痛』の原因と対策のツボ押し

腰

◎春腰痛の原因
春分も過ぎてだんだんと春らしい季節になってきました。
しかし、まだまだ寒暖の差が激しく、『寒の戻り』といわれる寒さが戻ってくる時期でもあります。

今朝の安曇野市では雪がちらつく寒い一日となりました。

さて、こんな時期に気をつけていただきたいのが『春腰痛』です。
聞きなれない言葉かもしれませんがいわゆる『ぎっくり腰』のことです。

ぎっくり腰は医学的には『急性腰痛症』と呼ばれています。
原因は、腰椎の関節や筋肉、椎間板などに異常があり、約90%は自然に治り痛みはなくなりますが、一度なった方の約30%は繰り返しになるといわれています。

この『春腰痛』は、寒暖差の激しいことで筋肉を固くしてしまい血流が悪くなっているところに、不意に体をひねったり、重たい物を持ち上げたりして痛みを引き起こします。

また、花粉症の時期でもあり急なくしゃみや咳で、お腹に力を入れて前屈みになると腰の関節や椎間板に負担がいってぎっくり腰を起こすこともあるようです。

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◎春腰痛にならないための対策
『春腰痛』にならないためには、夕方以降温度が下がるときには身体を冷やさないようにします。
体を温めて、軽いストレッチをすることで冷えの改善や腰痛に関連する筋肉の血行を良くしてくれます。そして、腰に負担のかかる動作はできるだけしないように心がけでください。

しかし、『春腰痛』になってしまった場合は、腰を曲げることも、立ち上がることも思うように体を動かせかせないことがあります。安静にしていれば痛みは軽減することが多いようですが、もし足にしびれがある場合は医療機関に受診なさってください。

それにしてもじっとそのままの姿勢で安静にしているのもつらいものです。
そんなときには、ほとんど身体を動かさず、手を使ってぎっくり腰の痛みが一時的に緩和効果が期待できるツボがあるのでご紹介しておきますね。

鼻の真下や手の甲にあるツボです。

一つ目は、鼻の真下と唇の上の中間にある水溝(すいこう)穴。別名人中(じんちゅう)とも呼ばれています。

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このツボを少し上に向けてぐっと強く押すか、とんとんとたたくように刺激してみてください。

もう一つは左右の手の甲にある腰腿点(ようたいてん)穴です。
人差し指と中指の骨が交わるところと薬指と小指のの骨が交わるところです。2本の指の骨がが分かれるところで反対の手でなぞると指の止まるところです。
この2か所をぐっと強めに押してみてください。

この時期は『春腰痛』を起こしやすい季節であることを意識して春を迎えてください。

◎安曇野市在住のミステリー作家の誕生
今日、穂高にある中央図書館に本を借りに出かけたところ、たまたま図書館横の展示ギャラリーでトークイベントらしきものをしていました。

ふと足を止めていると、近くにいらした女性が声をかけてきてくださり、安曇野市在住の麻根重次(あさねじゅうじ)さんという公務員の方が、文学賞を受賞してその出版の記念イベントだと教えてくださいました。お声をかけて下さった方は朝根氏の同僚の方のようでした。

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受賞した賞とは『第16回ばらのまち福山ンミステリー文学新人賞』だそうです。
文学賞に疎(うと)いのでこの賞はどんな賞なのだろうかと調べてみました。

推理作家の島田荘司氏の故郷である広島県福山市が主催する賞で、長編推理小説を対象にした公募新人文学賞で、最終選考は島田氏が一人で行う賞だそうです。

今回受賞された作品は『赤の女王の殺人』。
安曇野市と松本を舞台に、市役所の市民相談課に勤務する妻と刑事の夫が主人公の長編ミステリ―作品だそうです。
安曇野市在住のミステリー作家の誕生ですね!

◎セルフケア教室情報
3月24日(日)セルフケア教室は『2024年 春の養生について』です。詳細はこちらからご覧ください。

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