「秋の全国交通安全運動」活動での小学生の男の子の質問に

全国交通安全運動

先日、「秋の全国交通安全運動」の活動に参加しました。
今年と来年、地区の安全協会の役員になったためです。
参加内容は、横断歩道を渡る登校途中の子どもたちの安全を見守る活動です。
黄色の上着と帽子と腕章をつけて(写真)、黄色い旗をもって交差点の脇に立ちます。

annzwnnunndoufuku黄色の旗には「交差点 しっかり止まってはっきり確認」と書かれています。

今回は『春の全国交通安全運動』に続いて2度目の参加です。
春に旗を持って、交差点で見守りをしていたときのことです。

交差点の脇に立つ私に、一人の小学生の男の子が駆け寄ってきました。
男の子「ねえ、ねえ、あの信号機が緑になったら車はみんな止まるの?」
私「止まるよ。でもね、たまに止まらない車もあるから気を付けてね」
男の子「じゃあ、緑の信号機は信じちゃあいけないんだね」
私「……

思いもかけない言葉に、返事に詰まりました。
男の子は信号が緑になると駆け足で渡って学校の方へ。
私は男の子の後ろ姿を追いながらポカーンとしていました。
男の子の質問に何と答えればよかったのか。
ずっとその答えが出せずにいました。

今回「秋の全国交通安全運動」の活動に向け、いただいた資料があることを思い出しました。
『交通指導の手引』。
その中に横断の基本6原則が載っています。
①停止(いったん立ち止まる)
②意思表示(手をあげるなど横断の合図)
③安全確認(右を見て、左を見て、もういちど右を見て)
④安全確認(車の停止を確認して)
⑤安全確認(道路中央辺から左側に注意)
⑥足早(サッサと渡る)

もし、もう一度あの時の男の子に会えたなら、こう言えばいいのかなあと。
「止まるよ。でも自分の目で車が止まるのをしっかり確認してから渡ってね」