松本島内地区福祉ひろばでお灸講座開催&桜湯の思い出

sakura

4月15日の今日は、松本の島内でお灸教室を開催しました。
「お灸を学ぶ」3回シリーズの第1回目で『お灸入門 基礎編』です。
テーマは「ヨモギからもぐさをつくろう!」です。16名の方に参加していただきました。

もぐさ作りのお灸講座では、毎回ヨモギからもぐさを作るだけでした。

しかし、今回は暖かくなってきたこともあり、室内の窓を開放してもらい、自分で作ったもぐさを自分の身体のツボにお灸をすえてもらうことができました。

お灸の場所は手の親指と人差し指の間にある「合谷」(ごうこく)というツボ。

このツボは頚から上の疾患に効くツボで、「万能ツボ」のひとつとしても知られています。

今回参加された方からの貴重なご感想をいただきました。お灸教室情報(これまでのお灸教室)からご覧いただけます。

さて今週は、自宅近くの豊科近代美術館の桜が満開になりました。

北アルプスの山々とともに美しい景色が見られました。散歩コースとしてはちょっとぜいたくな気分を味わっています。昨日、今日の雨で桜がだいぶ散ってしまい残念ですが……。

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桜といえばこの時期になると思い出して飲む物があります。それは「桜湯」です。

むかしむかし学生時代のころ、皇居のすぐそばにあったホテルでアルバイトをしたことがあります。

そのホテルには結婚式場があり、アルバイトとはこの結婚式場に来られた方々に「桜湯」を出すという仕事でした。

そのとき初めて「桜湯」という飲み物があることを知りました。「桜湯」は塩漬けされた桜の花にお湯を注いだ飲み物のことです。

お湯を注ぐと塩漬けされた花びらがほどけて桜の花が開いていく。

その様子を初めて見た時はとても感動して「なんて素敵な飲み物なのだろう」と思いました。

結納や結婚式の控室などおめでたい席で出されるもので、江戸時代から続く飲み物だそうです。

なぜ「お茶」でなく「桜湯」を出すのかというと、「お茶を濁す」という言葉があり、お祝いの席では「お茶」は縁起が悪いとされているからです。

この時期に「桜湯」と「桜もち」をいただく。春の季節の訪れを感じさせてくれるうれしいひと時です。

sakurayu

さてお灸教室情報です。
次回は当院で5月8日、『花粉症』をテーマに開催を予定しております。

今年の花粉症。ヒノキ花粉は4月中旬~下旬が各地でピークのようです。

私も外出の際は眼鏡やマスク、帽子を着用。帰りの際は手洗い、うがい、保湿を心掛けています。日本気象協会花粉飛散情報もご参考になさってください。

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今日でブログを始めてから5年目に入りました。
これからも皆さまに少しでもお役に立つ情報を取り入れながら書き続けていきたいと思います。