「大寒」の寒の水とお灸

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今日、1月20日は大寒(だいかん)です。
1年でいちばん寒さの厳しい時期です。

特に大寒の朝の水は「寒の水」と呼ばれています。
寒の入り(1月6日)から9日目(1月15日)に汲む水は「1年でいちばん水が澄んで、この日に水を汲むと腐らない」言われています。

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普段、飲み物は夏でも温かくして飲んでいて冷たい水は飲まないようにしています。
しかし、この時期だけはこの「寒の水」を求めて、私は「安曇野の里」に出かけていきます。

「安曇野の里」は自宅から車で約3分。
「安曇野の里」にある湧き水である名水百選で水を汲んできます。

保存もきくので自宅に持ち帰っています。だれでも自由にくむことができます。
この「寒の水」が飲むと冷たくてとてもおいしく感じられます。

「寒の水」は新陳代謝をアップさせて、自律神経を整えてくれるといわれています。

冬は水を飲むのを敬遠されがちですが、私はこの時期は積極的に水をとるようにしています。

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この「安曇野の里」のこの時期は、夜は素敵なイルミネーションが見られます。

毎年開催されています。今年のテーマは「安曇野からつなぐ心と光の輪」。
15万球の光の幻想的な世界が繰り広げられています。

年ごとにイルミネーションの範囲も広がり豪華になっています。

今年はかわいいキャラクターも多くみられるせいか小さな子供連れの親子やカップルが目立っていました。
イルミネーションは1月31日まで開催しています。

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大寒とともに1月20日は「血栓予防の日」になっています。

「20」を「ツマル」の語呂合わせで日本ナットウキナーゼ協会が制定しています。

寒さは血栓症のリスクが高まって、心筋梗塞や脳梗塞などの心臓や血管の疾患がなりやすいので注意が必要です。
こまめに体を動かしてバランスの良い食事を心掛けましょう。そんな寒さ対策の一つにぜひお灸を加えてみてください。
当院にご来院される方の多くがこの時期は足の冷えが目立っています。

足に冷えがあるときはぜひお灸を試してみてください。冷えで血の巡りが低下しているときはお灸がほんとうに効果的です。

特に足裏の冷たい方には湧泉というツボにお灸をするのがオススメです。

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脚に冷えがある場合は、膝下にある足三里や陰陵泉、足首にある太渓、三陰交、ふくらはぎにある承山なども効果的なツボです。おへその下にある関元というツボは全身の冷えがあるときは試してみてください。

お灸が面倒な方には火も煙も出ない使わない貼るだけのお灸もあります。

もちろん足湯やドライヤーで温めるのもいいので、とにかく足を温めて冷やさないようにすることが大切です、足の冷えは万病につながります。

大寒のこの時期の寒さを乗り切ってやがて来る春に向かえましょう!

お灸情報はこちらからご覧ください。