産後の鍼灸ケアと『東洋医学ホントのチカラ』で鍼灸が紹介されます

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安曇野の冬の風物詩として有名な御宝田(ごほうでん)遊水地の白鳥たち。

10月下旬頃、犀川(さいがわ)の河畔に白鳥たちは飛来し、3月下旬頃北帰行していきます。

この時期には北アルプスを背景に、白鳥の美しい姿を見ることができます。

飛来数がいちばん多くなる時期は1月中旬から2月上旬。カメラ愛好家の人気スポットでもあります。

白鳥飛来数は、備え付けの看板に毎日その数が書かれています。先日、久しぶりに訪れた時の飛来数は287羽でした。

この遊水地には白鳥だけでなく、越冬する冬鳥も多数います。
カルガモ、オナガカモ、マガモといったカモたちです。その数の多さに圧倒されます。

北アルプスをバックに白鳥やカモたちを眺めていると心が癒(いや)されます。

さて前回のブログで、来院された妊婦さんの逆子が治ったという話をさせていただきました。

先日その方から「無事下から女の子出産しました!」とうれしい報告を受けました。

通常自然分娩では5~7日、帝王切開では8~12日程度で退院となります。母子ともに元気に退院されることを祈っています。

当院では鍼灸での産後ケアもしています。
出産によって女性の体は大きく変化します。

分娩後から再び非妊娠時の状態に戻る(復古)までの期間を産褥期(さんじょくき)といいます。

個人差はありますがおよそ6週間~8週間かかります。
この産褥期にしっかり体をケアすることが大切です。

退院後は産後の疲れが出るため体をゆっくり休めることが大事になります。
まだ赤ちゃんは昼夜の区別ないため、お母さんは睡眠不足にもなりがちです。

帝王切開や会陰切開の傷の痛みや乳腺炎、骨盤のゆがみ、産後うつ(マタニティーブルーズ)などのマイナートラブルに見舞われやすい時期です。
そんなママさんに鍼灸で産後のケアをサポートさせていただきます。

さて、1月放映予定だった『東洋医学ホントのチカラ~今年も元気に!健康長寿SP』が「今こそ元気に!」とタイトルが変更になって、今週の2月27日(土)の午後7時30分からNHK総合で放映予定です。

番組では
・パニック障害や不安症に対する鍼灸
・ツボのチカラでストレスや不安を解消するセルフケアの方法
・脳卒中の後遺症にに対する鍼灸(東大病院からの紹介)

健康寿命を延ばす太極拳や呼吸の瞑想・漢方など、東洋医学ならではのとらえ方を示していく重要性や鍼灸の魅力を伝える内容になっています。ぜひご覧ください。詳細はこちらから

来月の3月29日に松本でお灸教室を開催予定です。詳細はまたお知らせ致します。