冬土用の過ごし方とオススメのツボ

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◎2つの「愛さいの日」
1月31日は『愛さいの日』というのをご存じでしたか?1月の1を英文字のI(あい)に見立てて、31日は3(さ)1(い)で「あいさい」という語呂合わせからきています。
「愛さいの日」は2つあります。

一つ目は『愛妻の日』。
「日本愛妻家協会」が制定したものです。
「妻という最も身近な赤の他人を大切にする人が増えると世界は豊かで平和になるかもしれない」というのが協会の趣旨のようです。

この日には愛妻にお花のプレゼントをする人も多いようです。

もうひとつの『愛さいの日』は「愛菜の日」です。
「野菜の摂取量が少なくなりがちなこの時期に、もっと野菜を食べ、健康な食生活を送ってもらいたい」とカゴメが制定した記念日です。

冬は肉食などの高蛋白質な食べ物をとりがちですが、胃腸をいたわるうえではこの時期は野菜中心の素食の方が身体への負担は少ないようです。

◎冬土用の過ごし方
今時期は「冬土用」(1月18日から立春の前日の2月3日までの18日間)に当たります。

「冬土用」では、「未(ひつじ)の日」にあたる日に「ひ」のつく食べ物や赤い食べ物を食べると縁起が良いとされています。
今年は1月20日と2月1日が「未の日」です。

「ひ」のつく食べ物としてはヒジキやピーマン、ひらめ。赤い食べ物は小豆や唐辛子、ニンジン、りんご、エビ、さけなどがあります。

『冬土用』では季節の変わり目に当たるため体調を崩しやすい人が多い時期です。

寒さが体に入りやすく、東洋医学では「寒邪」(かんじゃ)と呼ばれ、背中にある風門
(ふうもん)から侵入してきます。

風門は首を曲げていちばん出っ張っている骨から指2本分下がったところの左右にあります。ここをマフラーやスカーフなどをして風邪から守ってください。

ドライヤーで温めたり、カイロを貼ってみる方法もありです。

さらに寒さ対策としては湯たんぽやお灸もオススメです。
お灸をするツボとしてはお腹のへそ下にある気海や関元、足では内くるぶしの上にある三陰交や足裏の湧泉などにしてみてください。

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◎陰陽のバランスを整える
東洋医学では「陰」「陽」という考え方があり、全てのものを「陰」と「陽」に分けています。

そしてこの「陰」と「陽」のバランスが崩れると病気になると考えられています。

冬は「陰」が最も盛んになる季節です。
「陽」である昼にしっかり活動して、「陰」である夜にしっかり休むことがとても大切です。

冬に「陰」をしっかり補っておくと「陽」である春を元気に過ごすことができます。

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◎2月のセルフケア教室
2月からはスギ花粉、3月からはヒノキ花粉が飛散するシーズンを迎えます。

乾燥のため目や鼻の粘膜や皮膚のバリア機能低下が起こり、花粉症の症状が出やすくなります。

そこで2月のセルフケア教室ではこの「花粉症対策」を行います。
花粉症の知識や最新情報、花粉症対策、花粉症に効果のあるツボへのお灸のセルフケアのアドバイスを行っていきます。

詳細はセルフケア教室情報をご覧ください。