バラの庭園とバラの香りの健康効果

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◎バラの庭園
定期的に来院して下さる方で、自宅で見事なバラづくりをされている方から、素敵な写真を何枚か送っていただきました。

バラについては近代美術館のバラ園を何回かブログで紹介させていただきましたが、今回は送ってくださった素敵なバラを紹介させていただきます。
合わせてバラの健康効果についても調べてみました。

上の真っ赤なバラは『ベルベッドフレグランス』という名前です。
深く濃い赤色でちょっと高級感漂うバラです。

世界的に「香りのバラ」として知られ、甘くコクのある香りがするそうです。

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上の写真は昨年のバラ。
『ヒーリング』というバラです。花弁の上にちょこっと鎮座するカエルがとてもかわいい。
この明るいピンク色のバラは、丸い平咲きで花びらは厚く、マスカットのようなさわやかで強い香りが漂うようです。

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上の写真は今年咲いたティップントップ。オレンジ色を含んだ黄色い花。四季咲きで柑橘系の香りを含んでいます。

下の写真はピエールドゥロンサール。花葉クリーム色で花の中心に向かうほどピンク色になる美しいバラです。フェンスにとても映えるツルバラで華やかな庭を演出してくれます。

華やかさがあり人気も高く、ほのかな香りが漂うバラ。四季咲きで花付も良くつくようです。
バラ初心者でも失敗が少ない品種のひとつです。

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「花の女王」として知られるバラ。
バラは見るだけでも心が癒されますが、バラといえばやっぱり科『香り』。
ではこのバラの香りは、どうやって作られるのでしょうか?

まずは光合成により葉で糖が作られ、この糖を材料に花でいろいろな種類の香り成分が作られ、それが発散されてバラの香りとなるようです。

◎バラは女性の強い味方
そのバラの香りですが健康効果も期待できそうです。
ストレスを緩和したり、自律神経を整え、免疫力向上アップや不眠の解消にも効果的だそうです。

ただし、妊娠されている方は作用が強いので、妊娠期間はあまり香り強い物は避けた方がよいようです。

さらにバラの香りは女性の強い味方でもあります。
女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量をアップしてくれるからです。

esutorogenn女性にとってエストロゲンの働きはとても大切。エストロゲンは女性らしさを作るホルモンです。

子宮に作用して子宮内膜を増やしたり、膣の渇きや粘膜萎縮を予防。

妊娠の準備を整え、乳房を発育させ、女性らしい体を作ってくれます。肌のハリや骨の消耗を抑えてくれる効果もあるようです。

香りは光や水分によっても変わるようです。
同じ香りでも湿度の高い方が感じやすいようですが、高温ですと香りの成分が減るそうです。

季節としては気候が良く、寒暖の差が少ない春や秋の方が、香りを作りやすく香らせやすいそうです。

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香り以外ではバラの実にも健康効果が期待できます。
中でもハーブティの「ローズヒップ」は有名です。「ローズヒップ」はバラの実。

ビタミンCが豊富でレモンの20倍あるといわれています。
美肌効果やコラーゲンの生成にも効果があるようです。

バラの美しさだけでなく香りや実も楽しんで健康にお役立てください。

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ところでお灸にもバラの香りのする台座灸があります。
せんねん灸モアです。温熱レベルは1なので初心者の方にオススメです。

◎お灸教室情報
8月にお灸教室を予定しています。テーマは『お灸で秋バテ予防』です。