秋の収穫『サトイモ』の効能

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◎地味な里芋が脚光浴びる『芋名月』

まだまだ暑い日が続き秋を感じさせない日が続いていますが、今週は秋の行事として『仲秋の名月』が9月17日にありました。

『仲秋の名月』は『芋名月』とも呼ばれています。
芋の収穫期であり昔からお月見のお供え物として芋類が供えられてきました。

その芋類の中でもサトイモは、日本では稲作が始まった弥生時代より前の縄文時代から主食として栽培されていて、ジャガイモやサツマイモより歴史のあるお芋なのです。

satoimo1◎サトイモの効能

サトイモは熱帯アジアが原産です。
里で栽培されることからサトイモと呼ばれています。

サトイモは親イモに子イモが、子イモに孫イモがつくので、子孫繁栄の縁起物として正月料理にも使われてきました。

サトイモにはすぐれた薬効成分があります。

サトイモの主成分であるデンプンには水を加えて加熱すると消化吸収力がアップ。体のエネルギ―源となります。

イモ類の中ではカリウムがいちばん多く、体内の余分なナトリウムを排泄して高血圧を予防してくれます。

食物繊維のマンナンには便秘予防や大腸がんの予防が期待できます。

抗酸化作用のあるビタミンCも豊富。風邪の予防や疲労回復にすぐれています。

ねばねばしたぬめり成分であるムチンは胃潰瘍や胃炎の予防。
ガラクタンはコレステロール値を下げ、大腸がん予防になります。

サトイモはその形や色合いからなのか、じゃがいもやサツマイモより人気が今一つで地味な芋といえます。

皮をむいてゆでると、ねばねばとしたぬめりがあり、灰汁(あく)をとるため、けっこう面倒くさい野菜ですが、栄養面では食べて損はないといえます。

この収穫時期に積極的に摂りたい野菜の一つです。

また、サトイモは昔から湿布薬としても使われてきました。
サトイモ湿布は打ち身や捻挫の熱を取り炎症を抑えてくれます。

kirigirisu◎玄関先に思わぬ珍客が

今朝早朝に玄関を開けると目の前に珍客が…。
思わず目が合ったような気がして驚いてまじまじ見ると
「えっカマキリか!!」。

それにしても玄関先で堂々と鎮座しているので、家に入ってスマホを取りに行き一枚写真を撮ることに。

音に反応したのかちょっと体を後ろへと下がったものの、その後は近づいて写真をいくら撮っても微動だにしません。

さて家に戻ってきて写真を見ているうちに「これってカマキリかなあ、それともキリギリス?」とどちらなのかよく分からなくなったので調べてみることにしました。

撮った写真をよくよく見ながら調べていくと…
後ろ脚が発達していることやお髭の触覚が長いこと、そして来訪記念の土産に置いていった黒いフンなどからどうもカマキリでなく、キリギリスではないかということで私の中では一応落ち着きました。

さて、今日も全国的には9月としては記録的な暑さでした。静岡では39.2℃。ここ安曇野市でも32℃と暑い1日となりました。

身体を崩さないように体調に気をつけてお過ごしください。

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