足裏のメカノレセプターの刺激に足湯やお灸を

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◎葉牡丹の寄せ植え
庭の紅葉や治療院前ののツツジなど木々の葉が落ちて晩秋らしく日ごとに冷え込みが増してきています。

晩秋は寄せ植えの花が少なく華やかな花の少ない季節。そんな時期にぴったりなのが葉牡丹(はぼたん)です。さっそく葉牡丹を寄せ植えしてみました。

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そしてこの晩秋の時期に健康面で気をつけたいのが体の「冷え」です。
特に「足の冷え」を感じてはいませんか?

当院へご来院される方のほとんどが、急な冷え込みで「足の冷え」を強く感じています。
そんな「足の冷え」を感じている方には足湯や足へのお灸のセルフケアをオススメしています。

◎足裏のメカノレセプターへの刺激
足裏には メカノレセプター(固有感覚受容器)が分布していて、足の感覚を感知してその情報は神経を通じて脳に送られています。

脳はその情報を使って、どの筋肉をどれだけ動かすかとか体のバランス保つために必要な調整を行っています。メカノレセプターは、特に圧力や振動、温度などの刺激に敏感です。

ということで足湯やお灸で足裏のメカノレセプターを温熱刺激をすることができ、身体のバランスと調和を促進することが期待できます。

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◎足湯やお灸のメリット
足湯やお灸は足裏のメカノレセプターの刺激だけでなく、他にも健康維持に役立つメリットがあります。

・血行促進

温熱効果で血管が拡張して血行が促進されます。これによって全身の血流が改善され、冷え症改善や疲労感の緩和が期待できます。

・リラックス効果

心地よい温かさが心身の緊張をほぐして、ストレスホルモン分泌を抑え、リラックス効果が得られる

・睡眠の質の向上

寝る前に足湯やお灸をすることで体温が上昇し、その後急激に冷えることで眠りやすくなる。

・美肌効果

血行が良くなることで肌の心身代謝が促進され、老廃物の排出も促進され、美肌効果が期待できる。

・女性疾患への改善効果

血行促進が子宮の収縮を和らげ、生理痛の不快な症状を和らげることが期待できる

足湯の温度は40度から42度くらいが適温です。部屋を暖かくして行ってください。

お灸については当院では定期的にお灸教室を開催しています。ご希望のある方やお灸についてのご相談はラインでお友達登録していただければ対応致します。

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◎足湯スポット『八面大王の足湯』
ところで「足湯」といえば当院のある安曇野市には足湯で有名なスポットがあります。
「八面大王の足湯」です。

安曇野に昔から伝わる伝説の登場人物「八面大王」をモチーフにした8つの顔の石像モニュメントをバックに天然温泉の湯に足を浸して楽しむことができます。

利用は無料です。時間は10時から午後8時まで。近くには日帰り温泉施設『しゃくなげの湯』もあります。
周遊バスの待合所が併設されています。
安曇野にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

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◎12月のセルフケア教室情報
12月10日に「スキンタッチ教室」を開催します。詳細はセルケア教室情報をご覧ください。