芍薬の効能&信州安曇野ハーフマラソンでのお灸出店のお知らせ

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5月31日の本日、松本でお灸講座を開催してきました。その帰り道、安曇野市内にある「しゃくなげの湯」に久しぶりに行ってまいりました。

コロナ感染の影響もで遠ざかっているうちに入湯料が上がっていました。ちなみに料金は700円です。
syakunagenoyu◎「しゃくなげ」と「しゃくやく」と「ぼたん」
ところで「しゃくなげ」の花をご存じでしょうか。漢字で書くと「石楠花」です。

先日、治療室に飾る花を購入しました。
見事な大輪の花です。
しかし、買ってきたものの名前が分かりません。

来院されたお客様と二人で「何っていう花だろうね」と首を傾げ合っていました。ぼたん(牡丹)のような気もします。

そのとき、ふと聞きなれた「しゃくなげの湯」を思い出して「そうだ、しゃくなげの花かもしれない」と思い、さっそくスマホでググってみると画像が活けた花に似ているではありませんか。

「そうだ、この花はしゃくなげだ」と思い込んでしまいました。

ただ、少し確証がなかったのでさらに調べてみることにしました。

石楠花(しゃくなげ)だとすると「しゃくなげ」は室内に飾るには不向きで、「しゃくなげ」の葉にはなんと驚くことに毒性があると書かれているではありませんか。

「ええ、わたし、有毒の花を買ってきてしまったの」「いやいや、そんな有毒な花を切り花で売っているわけないでしょ」と心の中で葛藤していました。

あせって詳しく調べてじっくり観察しているうちに、やっとこの花の名前が分かってきました。

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芍薬(しゃくやく)

この花の名は「しゃくやく」。漢字で書くと「芍薬」です。

「芍薬」には、痛みの軽減や筋肉の緊張を和らげる働きがあります。
また、血の不足や血行を良くする効果があります。

足のこむら返りに効果のある「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」。

女性特有の悩みを改善する効果がある「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」。
生理痛や生理不順、耳鳴り、めまい、冷え症の方。
ホルモンバランスを整えてくれます。

美しい女性の立ち振る舞いをあらわすことわざ「立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花」。

「しゃくやく」はすらりとした茎の先に花を咲かせるせるので、立ち姿の女性をあらわしているそうです。

そして、調べていくとこの「しゃくなげ」と「しゃくやく」と「ぼたん」の3花は、簡単に見分けがつくことが分かりました。

ただ共通点としてはこの3つの花が咲く時期が5月~6月なのです。
「しゃくなげ」は5月~6月初旬。「しゃくやく」は4月~6月。5月の中旬が見頃です。「ぼたん」も4月~6月が開花時期です。

まずは名前の似ている「しゃくなげ」と「しゃくやく」の見分け方です。

「しゃくなげ」はツツジ科。一つの茎にたくさん花がつきます。花としては「ツツジ(躑躅)」に似ていて見分けにくいようです。

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石楠花(しゃくなげ)

ちなみに手の届かない存在をあらわす「高嶺(たかね)の花」はこの「しゃくなげ」の花を指すといわれています。

次に「しゃくやく」と「ぼたん」の見分け方です。
「しゃくやく」はボタン科。枝分かれがなく茎の先に大きな花を咲かせます。葉には切れ込みがなく、やや丸みを帯びています。
「ぼたん」もボタン科。枝分かれして花を咲かせます。葉はギザギザの切れ込みがあります。

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牡丹

ということで購入した治療室の花をよく観察すると、枝分かれせずに枝先に大きな花が一輪。葉にはギザギザがない。

ということで「しゃくやく」だということが分かり、気持ちがスッキリしました。

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信州安曇野ハーフマラソンにお灸の出店予定
信州安曇野ハーフマラソンにお灸の出店をします。
初めての出店は5年前。
開業してすぐの出店でしたが、コロナで中止になった年もあったため今回は4回目の出店です。

今年は前日の6月3日にマラソン会場のお隣のANCアリーナの多目的広場で「安曇野スポフェス2023」が初めて行われます。

「体を動かす楽しさ」や「走る楽しさ」などスポーツの魅力発信をテーマに開催されます。

安曇野のパン屋さんが大集合する「安曇野パンフェス2023」もあり、親子で楽しめそうな内容です。

また、今年からは安曇野市の宿泊施設にて「全力おもてなし宿泊プラン」を予約をされたランナーとそのご家族、ご友人方に割引チケットが配布されています。

マラソン当日、当店でお灸の購入をしていただいた方にはこの割引チケット券をご利用いただけます。

今年も全国のランナーの方にお会いできるのが今からとても楽しみです。
マラソンは雨天決行です。晴れたらいいね。

明日の6月1日で当院は5周年を迎えます。