妊活情報&ハロウィン・かぼちゃの種

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今日は衆院選の投票日。
先週、期日前投票を済ませてきました。

期日前投票を済ませた人は約2058万人余、全有権者の19,49%だったようです。

今回の選挙は、新型コロナウイルス政策や格差是正を含む経済政策が争点になっていました。

その中で女性に関連した「不妊・不育症治療に関する政策」について各政党にアンケートをとったFine(現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会)というNPO法人があります。
不妊治療は精神的負担はもちろんのこと、その経済的負担も大きいものがあります。

当院でも妊活を目的に鍼灸治療を受けに来られる方が増えています。

来年の4月からは体外受精及び顕微授精に対する不妊治療は保険適用になります。

しかし、その一方で原因不明の不妊には保険は適応されず、自由診療への助成金もなくなります。
まだまだ不妊に悩む方が安心して治療が受けられる体制にはなっていないのが現状です。

不妊・不育症に悩んでいる方や妊活を希望されている方はFineのHPをご参考になさってください。こちらからご覧いただけます。

不妊症・不育症に対する各政党の政策についてのアンケート結果はこちらから。

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さて、今日はハロウィンの日でもありました。
クリスマスやバレンタインデイのように、日本でもすっかり行事のひとつになってきていますね。

ハロウィンというのはいわば「西洋版お盆」。
日本のお盆では、きゅうりやなすを馬や牛に見立てて飾りますが、ハロウィンではかぼちゃの提灯を飾ります。
個の提灯は、精霊を迎えるための「迎え火」といえますが、悪霊を追い払う魔よけの火としても飾られているようです。

harouinn 1ハロウィンで使われるかぼちゃは、最初はかぶが使われていたようです。それがハロウィンがアメリカに広まるにつれて収穫の多いかぼちゃに変わっていったのだそうです。

ハロウィン用の大きな黄色なかぼちゃは飾るだけで残念ですが食べられません。

飾った後に食べられるのは「プッチィーニ」と呼ばれる黄色っぽいオレンジ色のかぼちゃです。

かぼちゃは「冬至に食べると風邪をひかない」といわれるので、冬の食材のように思えますが、実は夏の食材。夏の冷えやだるさ、食欲不振に対して、体を温めて気を補って体力をつけてくれます。

栄養価も高いかぼちゃですが、かぼちゃの種もおいしくて食べられることをご存じですか。

私はおやつ感覚でときどき食べています。お酒のおつまみにもなります。

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味も悪くありませんし、かぼちゃの種にはすごい栄養価がつまっています。

カロテンはもちろんのこと、ビタミンB1、B2、ナイアシンの他に ミネラル類、亜鉛、鉄分が豊富に含まれています。

かぼちゃの種は漢方では南瓜子(なんかし)と呼ばれています。

母乳不足や産後の手足のむくみの改善、成長ホルモン分泌促進や貧血予防など、女性にはうれしい効果があります。一度ぜひ試してみてください。

さて、明日から11月です。日に日に寒さが厳しくなってきています。

当院の今後のお灸教室は10日と24日です。詳細はこちらからご覧ください。