秋バテ対策と妊活にオススメのお灸

ninnkatuokyuu

今日で8月も終わりです。
今年は残暑が厳しくなると予想されています。

この夏、長い時間の冷房や冷たい物の摂りすぎで体調を崩されてはいませんか?

冷房や冷たい物の摂りすぎが原因で、体が冷えて血行が悪くなると肩こりや頭痛、食欲不振、疲れやすい、自律神経のバランスが崩れ体調不良が起きてきます。

いわゆる夏バテ症状です。
夏バテは暑さが厳しい8月に起きます。
9月に入って少し涼しくなっても夏バテ症状が続くようならそれは秋バテです。

東洋医学では暑さで体力が消耗してだるさや意欲が出ないことを「気虚」といいます。

発汗によって塩分やミネラルが不足して、食欲不振や頭痛が起きることは「陰虚」。

そして、冷たい飲食の摂りすぎで、内臓が冷えて胃腸の消化吸収が低下しているのを「水湿・湿邪」といいます。

秋バテ対策法として、38℃~40℃の湯船に浸かる。服装で冷房の温度差を調整する。
そして、ごぼうやにんじん、しょうがなど体を温める野菜を摂ることで内臓の冷えを予防できます。

実は今日、8月31日は「野菜の日」です。
「8(や)」「3(さ)」「1(い)」のごろ合わせで、「栄養豊富な野菜をもっと知ってほしい」と、1983年(昭和58年)から制定されているそうです。

yasainohi

実は私は野菜が苦手です。
特に生野菜はマヨネーズやドレッシングも好きではないので、あまり口にしません。
でも大切な栄養素がある野菜をとらないわけにはいきません。

そこで5~6種類の野菜を煮込んで毎日スープにして飲んでいます。調味料は使いませんがおいしく飲むことができて栄養も摂れるので続けていきたいと思っています。

さて、当院は女性専用治療院ということもあって女性特有の症状でお見えになる方が多くいらっしゃいます。
そして、その中でも特に妊活でご来院された方が増えています。
妊活の方には、冷えの症状改善のための施術とその方の体質に合ったセルフケアのお灸をアドバイスしています。

妊活を始めたけどお灸はどこのツボにしたらよいかわからないというお灸ビギナーの方。

そういう方には女性疾患では良く効くといわれている「三陰交(さんいんこう」にまずお灸をしてみてください。
卵巣の機能を高めて月経痛にも良く効く、おへその下にある「関元(かんげん)」。

お灸の持つ温熱刺激で、自律神経やホルモン、免疫力の働きを活性化させてくれます。

当院ではお灸のセルフケアには、皮膚に直接火があたらない台座灸(せんねん灸)をオススメしています。

CO2monita-

新型コロナウイルスの感染予防対策に、二酸化炭素濃度測定器であるCO2モニターを導入しました。
これで院内の換気のタイミングを音と色で知らせてくれるので助かっています。

10月1日にお灸教室を開きます。