眼精疲労に効くツボと目の体操
自宅の庭のヤマボウシが緑の葉っぱの間を浮かぶように花を咲かせています(写真上)。
引き続き7月まで美しい花で心を和ませてくれます。
さて、6月も今日で終わり。
あっという間に今年の半分が終わってしまいました。
6月30日は、1年の半分であることが由来になり「ハーフタイムデイ」というのだそうです。
「ハーフタイムデイ」の日は、半年間を振り返ることで、その年の目標を再確認する日だとか。
1月1日にその年の目標を立てられた方も多いと思います。
では、半年が過ぎて目標はどのくらい達成できたでしょうか?
私はいつも大きな目標というわけでもないのに、毎年盛りだくさんのセルフケアの体操を毎日するという計画を、なぜか1月1日に立てては、1週間もしないうちに手抜きのセルフケアに変わっていくということを繰り返しています。
できないならば、できる計画をたてればよいのに、「今年こそは完璧にやり遂げよう」と思ってしまう。1月1日にはできるような気がしてつい計画を立ててしまうのです。
我ながら継続力のなさにあきれていますが、手抜きのセルフケアはなんとか毎日できているのでいいかと自分には甘くしています。
当院では来院された方に、お灸や体操のセルフケアをオススメしています。
しかし、さすがに自分にできないことを毎日してくださいとは言えません。
「毎日するのが本当はいいのですが、しなきゃと思うとストレスになるので、できる日にしてください」とお願いしています。
ということで、私の今年の1月1日に計画には入っていて、いつの間にか時々にしかしない体操をご紹介します。
それは眼精疲労に効くツボ押しと目の体操です。
眼精疲労の原因は、スマホやテレビ、読書といった目を酷使することで起きることが多いです。
症状としては目がしょぼしょぼする、目の痛み、充血、かすみや目の充血などです。
症状が重くなるとイライラや不安感、うつ症状、肩こりなどで起こります。
ツボ押しや目の体操をしっかりすれば眼精疲労の改善につながるのでよかったらぜひ試してみてください。
とその前になぜ今年の計画に「眼精疲労に効くツボ押しと目の体操」を入れたのかといえば、
ズバリ昨年秋の検診で視力が落ちてしまったからです。
昨年はコロナの影響もあって図書館で本を借りに行かないで、スマホで調べ物をすることが多くなり、目の疲れが出て、いつの間にか視力が落ちてしまったのです。
ところで、余談ですが先日ほんとうに久しぶりにその図書館に行く機会がありました。
と思いもかけないものが図書館に設置されていました。
「書籍除菌機」です。
図書館の方に許可をいただいて写真を1枚パチリ。
この機械は、紫外線と除菌消臭剤でなんと書籍を除菌ができるのです!
本を借りた後に、わずか30秒で除菌が完了するというすぐれモノ。
安心してお持ち帰りができるというわけです。
昔、図書館の本は一切借りない、書籍は書店で新品を購入するという知り合いがいました。
手あかにまみれた誰が触ったかわからない本は嫌だというのが理由です。
そのとき、本も除菌できたらいいのになあと思ったことがありました。
閑話休題。
では眼精疲労に効くツボと目の体操をご紹介します。
★目の周辺のツボ押し
・晴明(せいめい):目頭の骨の近くにあるくぼみ
・魚腰(ぎょよう):眉の中央の少し下
・攅竹(さんちく):目頭のくぼんだところ
・絲竹空(しちくくう):眉尻のくぼみ
・太陽(たいよう):眉尻と目尻の間の少しくぼんだところ
★ツボ押しだけでなくお灸も効果的なツボ(ツボ名をクリックすると動画が見られます)。
・天柱(てんちゅう)
・風池(ふうち)
・合谷(ごうこく)
・曲池(きょくち)
★目の体操
①目をぎゅっと閉じる
②目をぎゅつと開く
③①②の後に10秒視線だけ上に向ける
④①②の後に10秒視線だけ下に向ける
⑤①②の後に10秒視線だけ左に向ける
⑥①②の後に10秒視線だけ右に向ける
①~⑥を数回繰り返す。
さて、「お灸教室」を7月に開催します。詳細はこちらからご覧ください。