安曇野産のルバーブで手作りジャム

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「ルバーブ」という野菜をご存じですか?
野菜ですが野菜として使うというより、果物のようにジャムに使われていることが多いです。

ルバーブの原産地はシベリア南部。
暖かいところでは育ちにくく、日本では北海道や長野などの寒冷地で栽培されています。

今の時期の5月から9月ごろまでが収穫時期です。
自宅から車で約8分のところにある堀金の物産センター。そこでルバーブが売られています。

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見た感じが「ふき」に似ているので、間違って買わないように「ふきではありません!」と書かれてあります。親切にも「ルバーブジャム」のレシピも置かれています。

さっそくレジで購入しようとしたら「ルバーブでよろしいでしょうか?」と再確認されてしまいました。
それだけ「ふき」と間違えて購入する人が多いのかもしれません。

ちなみに「ふき」はキク科。ルバーブはタデ科で、漢方で使われる「大横(だいおう)」の近縁種で「食用大横」という別名があります。

ルバーブはカリウムが豊富で、体内の余分なナトリウムを出して高血圧予防、脳梗塞、動脈硬化の予防効果があります。

初めてルバーブ畑を見たのは、今から8年ほど前です。安曇野市の隣村の池田町の農家の畑でした。

そこでルバーム畑を見た時、それはそれは大きな葉っぱに驚いたのを覚えています。
でもこの葉っぱは毒があって食べられません。
この葉をとって葉柄のところが食べられます。

私もルバーブを育ててみたくなって自宅の庭に苗を植えてみました。ruba-munae大きくなるには数年かかるようです。育っていくのが楽しみです。

さて、ルバーブジャムの作り方です。
材料
ルバーブ500g
砂糖225g~250g(ルバーブの45%~50%)
レモン汁大さじ1~2
ワイン(私は赤ワインを使っています)
作り方
1.
ルバーブは洗い水気をふき、4~5㎝くらいに切る。
2.鍋にルバーブを入れ、砂糖とワインを入れて一晩置く。
3.中火にかけ、時々かき混ぜながら煮る。
あくが出たらすくう。
4.10~15分ほど煮詰めたら、レモン汁を加える。
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ジャムの色ですが葉柄の色で決まります。
緑・赤・緑と赤の両方であれば、ちょっと茶色がかった色になります。

ブルーベリー、ラズベリー、ビートなどを少量加えて煮ると赤くなるようです。
味の方は、初夏は酸味が強く、秋には酸味が弱くなるようです。

出来上がったルバーブはビンに詰めて冷蔵庫に入れて保管します。数か月ほど持ちます。

私は毎日豆乳ヨーグルトに入れて食べていますので、短期間ですぐになくなります。

食物繊維も多く、酸味はありますが、一度食べるとくせになります。

販売もされています。ぜひ一度ルバーブジャム作りにチャレンジしてみてください。