1月は東洋医学番組が目白押し
今年1月は東洋医学関連番組が目白押しです。
1月4日にはNHKの「あさイチ」で『”東洋医学”で1年を元気に!』というテーマで鍼・灸・漢方について放映されました。
鍼灸では鍼灸師の蛭子慶三さんがオススメの4種類のツボと押すときの注意点を紹介しています。
①合谷(ごうこく):手の甲を上にして、親指と人差し指の付け根の間を指で押していくと痛みのある場所。頭や肩・歯の痛みなどの解消に効果。
②郄門(げきもん):手のひらを上にして、手首の中心と肘の内側の曲がりじわの中心とを線で結んだ中点。不安やストレスなどの解消に効果。
③足三里(あしさんり):膝のお皿のすぐ外側にあるくぼみから指幅4本下がったところです。足の疲れを解消して足を強くし、胃腸の働きを強くします。
④三陰交(さんいんこう):内くるぶしの中心から指の幅4本上がったところです。太い骨の後ろぎわを押すと痛
みがあります。生理に伴う不調や冷えやむくみの解消によく使われるツボです。
ツボ押しの注意点とポイント
①腫れているところは炎症が起きているので悪化する恐れがあるので押さないようにします。
②ゆっくり押してイタ気持ちいいところで1か所につき左右5回行うようにします。
「(東洋医学は)よさそうだけど……」と思っている方に、鍼灸師と漢方専門医が、東洋医学との付き合い方をやさしく解説してくれていました。
さて明日の1月8日には2つの番組があります。
ひとつはテレビ朝日の「林修の今でしょ!講座」(夜7時~)です。
『東洋医学はスゴい!!頭痛・肩こり・冷え性…冬の症状に効くBEST5!簡単30秒押し方』。簡単に押せて効果絶大の「ツボ」が紹介されます。
もうひとつは海外向けの「NHKワールドメディカルフロンティア」。
日本の鍼治療について2回シリーズで放送。
放送終了後、1年間に限り公式サイトでもオンデマンド視聴ができます。(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/medicalfrontiers/)
そして1月23日(水曜日)はNHK「ガッテン!」(夜7時30分~)です。
テーマはズバリ「鍼」(仮題)。
近年解明されてきた筋膜との関連性や経絡経穴(けいらくけいけつ)の現代的解釈などについて紹介されるようです。
そして、翌月の2月13日の「ガッテン!」でも「鍼』がテーマで放送予定です。
内容は変更もあるので詳細は「ガッテン!」のホームページをご覧ください。