『銀座百点』

昨日、セミナー参加のために東京へ。
参加前に、銀座にあるせんねん灸ショールームに立ち寄りました。
時間が合わず、残念ながらお灸教室には参加できませんでした。

素敵なショールームでした。
そこで思いもかけずとてもなつかしい小冊子に出会いました。
『銀座百点』。タウン誌の草分け的存在です。
数十年ぶりに手にとりました。
昔の恋人にあったみたいでときめきました。

20代のころ、業界紙の編集者として銀座に勤めていたことがあります。
そのころ、毎月この『銀座百点』が発行されるのを楽しみにしていました。
なにより編集者として憧れのタウン誌でした。
毎月、銀座の老舗店に無料で置かれてありました。

表紙はとても洗練されたデザインで、中身はちょっと高級な文化的な香りが漂っていて……。
向田邦子さんがこの『銀座百点』に、すでに『父の詫び状』を書かれていました。
私が勤めていたころには、とてもとても有名なタウン誌として知られていたのでした。

久しぶりにページをめくってみました。
昔と変わらぬスタイルと編集方針を貫いている。
ずっーと続いていることは、このIT時代にとても大変なことだと思います。
そして、なんて素敵なことだろうとも。

ふと、いつから創刊されていたのだろうかと思い、裏表紙の文字をみると—。
なんと、私が生まれた年に創刊されている!

私も『銀座百点』のように、昔と同じような輝きをもち続け、ぶれない生き方をしていけたならばと。
そんな豊かな気持ちになれたひと時でした。