義肢装具士さん作製の母のコルセットが完成!

骨折入院していた母のコルセットが出来上がりました!
第一腰椎椎体骨折で体幹装具になります。

先日、義肢装具士さんが装具の型どりをしてくれました。
材料は石膏(せっこう)が塗ってあるロール状のギブス包帯です。

まず母の胴体にサランラップを巻いて、その上にギブス包帯を巻いて型を採ります。
石膏が固まったら型を外して、切って開いたところを綴じると型の出来上がり。

採型を見ていてなつかしくなりました。
理学療法士の養成校の2年目でした。

授業科目のひとつで、当時SLB(Short Leg  Brace)といわれる短下肢装具を作りました。
学校ではなくて、東京のお茶の水にある病院に行っての実習でした。

自分の足を採型して、石膏を流して自分用の装具を作りました。
最後はプラスチックで型を調整して、自分の足につけてみます。

微妙な調整にはドライヤーを使って仕上げていきます。
ちょっと職人さんになったような気分でした。

さあ、これから母にはこのコルセットをつけてもらい、いよいよリハビリのスタート。
92歳の母にはかなり大変なことですが……。
歩行器を使ってでも、以前のように、自分の力で歩いてほしいと願っています。