安曇野の休耕田の紅ハス

紅蓮⑦

まだまだ暑い日が続いています。
昨日、夏の花であるハスを見てきました。

自宅から車で3分。
場所は、県立こども病院から東側に行ったところにあります。
田園風景の中にぱっと華やかな紅ハスが咲き誇っています。

休耕田で鑑賞用として6月から9月までの間に約1万本咲くそうです。
見ごろは7月中旬から8月中旬ごろです。

ハスの花はとても短い命です。
開花から3日から4日で散ります。
開花2日目の朝7時から9時がいちばんの見ごろ。午後には花が閉じてしまいます。

ミツバチが忙しく働いています。

ところで、ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)の違いがわかりますか?
わたしはよく分かっていませんでした。

ハス
花は水面より上に咲く。
葉は円形で切れ込みがなく、水をはじく。光沢がない。
根はレンコンになって食用になる。

スイレン
花は水面に咲く。
葉は円形で切れ込みがある。水をはじかない。光沢がある。
根は食用にはならない。

ハスの花のエキスにはなんと美白効果があるそうです。
おしべから抽出したエキスが、肌荒れや紫外線によるダメージを予防。
メラニンの生成を抑えてシミを防いでくれます。
抗酸化作用で、老化予防に効果が期待できるそうです。

ハスは花が枯れた後に「花たく」が大きくなり、その中に実を付けます。
ハスの実は、ビタミンB1・カリウム・カルシウム・食物繊維が豊富です。
トウモロコシのような食感だそうです。

まだ暑さは続きそうですが、今日は「立秋」。
暦の上では秋です。
これからは、季節の挨拶は「残暑見舞い」になりますね。