『秋土用辰の日』には「青い」物と「た」のつく物

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◎秋の土用期間
今日、10月31日は『秋土用辰の日』です。
今年の「秋土用」は10月20日から11月6日までの18日間。

「土用」とは、中国の古い思想である「五行説(ごぎょうせつ)」からきていて、自然界のすべての者が木・火・土・金・水の5つの要素でできていると考えます。

それぞれの季節に対する要素があり、「土」は季節の変わり目に関連しています。

そのため、「土用」は春夏秋冬の間の移り変わりを整えるための大切な時期とされています。

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◎秋土用は秋から冬を元気に乗り切る準備期間
秋のこの時期は、少しゆっくりと過ごし、身体を休めることで、寒い冬に向けて心身のバランスを整えることがたいせつです。

また、「土用」期間は昔から土を掘ったり、大きな作業をするのは避けた方が良いとされています。
これは、「土」のエネルギーが活発になり、不安定になるからだそうです。

家を建てるといった大きな工事は避け、ゆっくりと今後の計画を考える時間にするといいようです。

しかし、どうしても秋土用に避けられない農作業や大きな工事がある場合は、「間日(まび)」といって行動を制限されない日を選ぶとよいようです。11月では3日、5日が「間日」にあたります。

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◎『秋土用』にオススメの青い食べ物
『秋土用辰の日』に食べるとよい食材に「青い」食べ物がよいとされています。

秋の旬であるサンマやイワシ、さばなどの「青魚」。
特に脂がのっておいしく、今年は豊魚のサンマがオススメです。昨年に比べて100円くらい安く、お財布にもやさしいようです。

サンマの効能は
・良質なたんぱく質が豊富。体の回復を助け、筋肉や体力の維持に役立ち体力を補います。

・EPAやDHAという不飽和脂肪酸が含まれ、血液をサラサラにして、血流をよくします。

・ビタミンDが豊富で、カルシウムの吸収を助け骨を強くする。秋から冬は日照時間が短くなるので、ビタミンDを補うには最適です。

・ビタミンAやビタミンB群も多く含まれています。

ビタミンAは粘膜を健康に保ち、ウィルスや細菌から体を守る働きがあります。また、ビタミンB群はエネルギー代謝を助けるため、疲れにくい体づくりに役立ちます。

サンマはシンプルなら塩焼きにして、生姜(しょうが)や大根おろしを添えると消化が良くなり、胃腸にもやさしく働きかけてくれます。

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◎『秋土用辰の日』は「た」のつく食べ物
さて、食べるとよいとされているのは「青」い物だけでなく「た」のつくものも良いとされています。

土用というと夏の土用の丑の日に「う」のつく食べ物でうなぎを思い出すと思いますが『秋土用辰の日』にもオススメの食べ物があります。

辰の日なのでズバリ「た」のつく食べ物です。
玉ねぎ、大根、タコ、タケノコ、タラ、たらこ、卵などです。

こうしたオススメの食べ物を摂って元気に冬を迎えていきましょう!

『秋土用辰の日』を意識して過ごすことで、運気を整え、健康を保つことが期待できます!

tako◎セルフケア教室情報
11月27日(日)にセルフケア教室を行います。11月は『2024年 冬の養生について』です。
詳細はセルフケア教室情報からご覧ください。

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