『健康寿命』日本一の長野県と鍼灸治療

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◎長野県は野菜摂取量全国一位
今日は『野菜の日』(831=やさい)です。
私が住んでいる長野県は野菜の生産量も摂取量も全国一位です。

一日の野菜摂取量の目標値は350g以上。
長野県は男性で約379g、女性では約364gを摂っています。

私が買い物によく行く道の駅には、いつもずらりとたくさんの季節の野菜が並んでいます。

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◎長野県は健康長寿全国一位
野菜の摂取量が全国1位ということは、実は「健康寿命」を延ばす要因のひとつになっています。

「健康寿命」とは「自立して健康に生活できる期間」のことです。簡単に言えば他人の助けを借りずに自分の力で元気に生活できる期間のことです。

要介護度をもとに算出された「健康寿命」(令和4年値 公益社団法人国民健康保険中央会公表)で、長野県は全国1位になりました。男性が81.0歳、女性は84.9歳です。

毎年数値が公表されるようになった平成28年以降、女性は7年連続で全国1位、男性では2年連続で全国1位となりました。

詳細資料は、平均自立期間都道府県一覧が掲載された国民健康保険中央会のホームページからご覧ください(毎年7月ごろに公表)。

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長野県が「健康寿命」で全国1位になった理由はいくつかあります。
①高齢者の高い就業率:65歳以上の就業率が31.6%(2020年国勢調査)と全国1位。

②野菜摂取量の多さ:野菜摂取量が多く全国平均より2割程度多いこと。特に地元産の野菜や果物、そして発酵食品(みそなど)を摂っている。

③健康ボランティアによる自主的な健康づくりの取り組み

④専門職(医師、保健師、管理栄養士等)による活発な地域の保険医療活動:地域医療がしっかりと機能していて、住民が日常的に健康診断や予防医療にアクセスしやすい環境が整っている。

その他にも長野県は自然が豊かで、日常的に運動を取り入れた生活を送りやすい環境にあります。登山やハイキングといったアウトドア活動が日常的に行われていて、これが体力の維持や増進につながっています。

病気やけがで介護が必要になったり、日常生活で困難を感じたりしない状態である「健康寿命」をこれからも目指していきましょう!

「健康寿命」を延ばすことで、人生の質が向上し、より豊かな老後を過ごすことが可能になっていきます。

「健康寿命」のために、一人ひとりが自分で出来ることを取り組んでみましょう」とういことで世界一の健康長寿を目指す信州ACE(エース)プロジェクトの専用サイトもぜひ参考になさってください。

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◎健康寿命と鍼灸治療
この「健康寿命」を延ばすために、鍼灸治療はとても有効な手段のひとつです。

東洋医学の一環である鍼灸は、体内の気血の流れを整え、自己治癒力を高めることで、身体のバランスを整えていく治療です。

これにより、長寿だけでなく質の高い健康な生活を維持することも可能になっていきます。

また、鍼灸治療は予防医学としても優れています。

東洋医学では「未病を治す」という考えがあり、病気になる前にその兆候を察知して適切な処置を行うようにしていきます。

定期的な鍼灸治療を受けることで体の不調を早期に発見し、健康を維持していくことが可能になってきます。

ぜひ一度鍼灸治療をお試しください。

◎セルフケア教室情報
次回は9月29日開催。詳細はセルフケア教室情報からご覧ください。