オールアース住宅と電磁波が健康に及ぼす影響

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◎6月20日は『健康住宅の日』
6月20日は『健康住宅の日』です。

この記念日は、住宅の健康とそこに住む人の健康を守るため、NPO法人日本健康住宅協会が健康な住宅の大切さを知ってもらおうと制定したものです。

建材に使われる化学物質や細菌、カビ・ダニ、ハウスダストなどにより発症するシックハウス症候群は、頭痛やめまい、吐き気、皮膚・鼻・のどの乾燥や疲れやすいなどの体調不良を引き起こすことがあります。

平成15年7月の建築基準法の改正で、化学物質の放散量が少ない建材が使用されるようになりました。

こうした健康で快適に暮らせる住環境に配慮した家づくりの工夫がされているのが『健康住宅』です。

そんな住環境対策に、注目を浴びているのが家に張り巡らされた電気配線による電磁波の健康被害です。

この40年で家庭で消費する電気量は約6~7倍にも増えているそうです。
電磁波は目に見えない分だけ、電磁波が原因の体調不良(頭痛、咳、くしゃみ、眼精疲労、不眠、皮膚のかゆみ、アレルギーなど)に気づきにくいといわれています。

私は自宅併用の鍼灸院を建てる際に、オールアース住宅という電磁波の影響を最小限に抑えた住まいづくりを考えました。

電磁波対策を施した環境で安心して施術を受けていただきたいとの思いから、必要な個所に必要な分だけ電磁波対策を施したオールアース住宅という住まいを選択することになりました。

電磁波対策を施した環境で安心して施術を受けていただきたいとの思いから導電性シートが施術室の壁や床に貼られています。

導電性シートとは、電気を伝導する材料で作られた薄いシート状の製品のことです。この導電性シートは電位を移動させて電流を流さない繊維です。

これを独立したアース線に接続して、家中の電気配線からの電磁波を帯電させて地中のアース棒へと電気を逃がすという方法です。

下の写真は、自宅新築の際に、壁や床にその導電性シートをとりつけて、電磁波測定士の方が電磁波を測っているところです。

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電磁波対策を施したことでスマホが多少つながりにくいということはありますが、治療機器も安心して使用でき、ご来院された方々からも何か落ち着く部屋だと好評です。

個人的にはこれからの住宅には電磁波対策の配慮も必要ではないかと思っています。

◎4年ぶりに東京へ
先日、4年ぶりに用事で東京に出かけて行きました。
新宿駅からJRの電車に乗って御茶ノ水駅に降りるとなつかしさで胸がいっぱいになりました。
昔、駅近くの小さな出版社で学習参考書の編集のアルバイトをしたことがあったからです。

ここから目的地の神田淡路町に向かって駿河台下まで歩いていく途中には、明治大学やら日大病院などの学校や病院が多くあり、当たり前ですが、久しぶりに見た街はずいぶん変わっていて洗練されたビルが増えていました。

歴史のあるホテルが建て替えのため休業だったり、大型書店が移転していたり知らない店が増えていました。

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そんな街の様子をながめていたらふと思い出したことがありました。

30代のころ取材で訪ねたことのある和菓子屋さんがこのあたりにあったような気がして探してみました。
すると今でもお店は営業をしていました。(写真上)。

懐かしくなって思わずに店に入って和菓子を買い求めました。ちょうど取材したのも6月ごろ。季節の和菓子で雨に濡れている姿を表現した『紫陽花』は今でも健在でした(写真下)。

紫陽花|7月の和生菓子|御菓子処ささま

その夜、宿泊先のホテル近くの神田明神に参拝しました。
長く住んでいたことのある東京でしたが、この銭形平次で有名な神田明神にお参りしたことがなかったので参拝してきました。

昔からある神社の前で手を合わせると心が落ち着いてくるのはどうしてなのかなあと思います。

kanndamyouzinn2◎セルフケア教室のご案内
6月23日(日)に『心の不調を整えるセルフケア』をテーマにセルフケア教室を行います。
詳細はこちらからご覧ください。

『ナッラーレ鍼灸あづみ野』はおかげさまで6月1日に6周年を迎えることができました。

小さな小さな鍼灸院ですが、長年通い続けてくださるお客様のためにもこれからも頑張っていきたいと思っています。