松本市勤労者福祉センター「信州発マルシェの森」
先週3連休の初日。
松本市勤労者福祉センターで21日・22日の2日間行われている「マルシェの森」のイベントに行ってきました。
「マルシェ」とはフランス語で「市場(いちば)」の意味。
日本ではイベントとして使われることが多いようです。
信州発「マルシェの森」は、今年で3年目。
何か新しいことにチャレンジしてきたいと考えている信州の女性たちに、自分の夢を叶えるために必要なパートナー(企業・団体)や大切な仲間たちと出会える場所として、そして、女性の活躍推進と地域の活性化につなげていくことを目的に始まったものです。
今回この「マルシェの森」に参加されている女性のクリエーター、セラピスト、アーティストは100人以上。
会場の1階から3階まで多彩なブースやステージが用意されていました。
ハンドメイドの素敵なアクセサリーや雑貨。
美味しいパンやスイーツの販売からタロットやカラーなどのセラピー。
リフレックソロジーやボディケアなどのリラクゼーション。
子どもも一緒に楽しめるワークショップ、フラメンコやベリーダンスなどなど。
半日家族みんなで楽しめる内容も盛りだくさん。
まだ、起業していない女性には「起業・複業相談ブース」。すでに起業した女性には「お仕事相談サポートブース」エリアもあって充実していました。
私が最初に会場に入った時に、1階大会議室では、松本で活躍する女性たちがフォーラムを開催中でした。
テーマは「女性達が拓く松本の未来」。
その中でコーディネーターの女性の方がお話しをされていたことがとても印象に残りました。
今年の8月に社会学者で東大名誉教授の上野千鶴子さんが松本を訪れてワークショップを開いたときのことです。
上野さんは、女性が自分の中にある女性らしさの刷り込みを変えていかないと性差別はなくならないというようなことを話されたそうです。
「家事をやってしまう私」「一汁三菜を作らないと気がとがめる私」「総菜を買うことに罪悪感を覚える私」
上野さんの言うこうした性別役割分担に対する刷り込みは、私の中にも確かにあるなアと思い聞き入っていました。
そして、その後は2階のエリアへ。
このエリアは、リフレクソロジー、温熱ケア、整体、リラクゼーションといったいやしのブースです。
普段は私は施術する側ですが、今日は施術される側に。
まず首や子宮の調整をしてもらい、耳つぼにシールも貼ってもらいました(写真下)。
次の3階は雑貨を中心にした華やかなブースでした。
同じ女性として自分の趣味や資格を生かして輝いて仕事をしている女性たちに、今日はたくさんの元気をいただきました。