新年号『令和』を前に
新年度を前に昨日の3月31日、セミナー参加のため大阪に行ってきました。
刺さない鍼で、健康のためのセルフケアとしても使えるよい鍼灸治療の方法はあるといいなあと考えていました。今回のセミナーは、刺さない鍼で、少ないツボ数(3か所)で時間を掛けずに、誰にでもできるという実技講習もあるという内容なので、参加することにしました。
実技講習の前に、講演者のお一人である林義貢先生のお話を聞くことができました。
先生は受講者にOリングテストをして短い時間で治療をされたのでした。
Oリングテストというのは、身体に異常があった場合、指と指で作った輪が簡単に開くというテストです。
大村恵昭博士が考えられたもので、代替医療のひとつとして、病気の有無や薬の有効性などを検査するのに使われていたりします。
実は林先生のその様子を見ながら、とても懐かしい気持ちなっていました。
もう三十数年前のことです。
そのころ私は編集者の駆け出しで、健康雑誌の取材のためスタッフと共に、林先生のむさし野カイロプラッテイク研究所にお伺いして取材をさせていただいたことがあったのです。
その取材で、わたしは林先生にOリングテストをしていただいたのです。
記事にはOリングテストという言葉は使わず筋力テストとなっていて、食べ物や絵の良しあしでその相性が合っていないと筋力が低下してしまうという内容で、実際に先生に検査されている私が、読者代表ということで雑誌に写真付きで掲載されたのでした。
久しぶりにお会いした先生は、90歳近くになられるというのに、お会いしたころのソフトな語り口とお元気な姿は今も変わらず、先生のもつパワーでこちらが元気をいただいたような気持ちになりました。
とても有意義な時を過ごすことができました。
ところで、今回のセミナーはバスと電車を利用して出かけたのですが、乗り換えの名古屋の駅ビルにいたハトを見て、パチリと1枚。
平和の象徴のようにいわれるハトですが、こんなにでっぷりと太って動くのも大変そうなハトを見たのは初めてです。つい撮ってしまいました。
そして、今日は11時41分に新元号「令和(れいわ)」が発表されました。
今日は一日中この新年号の話題で終始しました。この4月、平成最後の月です。
夕方から雪がちらちら舞いました。
今年は雪が少なく、雪かきもなく楽だったのですが……。
安曇野の春は、まだもう少し先のようです。
早く桜の花が見られるといいなあと思います。