本日、8月23日は処暑(しょしょ)
今日、8月23日は処暑(しょしょ)です。
「処」とは「やむ、おさまる」という意味。
1年を24等分し、約15日ごとに区切ってつけた季節の名称を意味する二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつです。
1787年に出版された暦の解説書である『こよみ便覧』に処暑についてこう書かれています。
「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也 」。「暑さが峠を越えて後退し始めるころ」の意味です。
そういえば朝晩吹く風に、秋の気配が感じられるようになっています。
田んぼでは実りのときを迎えつつあります。
安曇野の田んぼも写真のように黄金色に変わり始めています。
収穫を前に、頭を垂れた稲穂は秋風に右往左往に揺れています。
また、この時季には雷や台風の発生にも注意が必要。現在、台風20号が上陸しています。
記録的な猛暑の続いたこの夏。
まだまだ「処暑」でも日中は暑さが続きます。
そんな「処暑」に摂取したい食べ物はタンパク質が摂取できるサンマが最適。
サンマのワタはビタミンも豊富です。
だいこんおろしに含まれるジアスターゼが消化を助けてくれます。
梨やブドウといった果物もビタミンCが豊富で積極的に摂りたい食べ物です。
「処暑」は特定の一日だけではないようです。
9月8日の白露(はくろ)までの8月23日から9月7日までをいいます。
体調管理に気を付けて、処暑を乗り切って元気で秋を迎えたいですね。