Moxafrica(モクサアフリカ)

Moxafrica(モクサアフリカ)という名前をご存知ですか。
イギリスのチャリティー団体です。
2008年からおきゅうによる結核治療に取り組んでいます。
「モクサ」は、おきゅうの材料であるヨモギの葉の裏の綿毛で作った「もぐさ」のことです。
現在、アフリカでは結核とAIDS(エイズ)のために、毎日4.400人以上の方が亡くなっています。

モクサアフリカの理事マーリン・ヤング氏は、原志免太郎(はらしめたろう)博士を文献で知ります。
1929年、原医学博士はおきゅうで白血球が増え、免疫力をアップさせることを論文で発表した医師です。
そして、健康なときに予防でおきゅうをしておくことが、結核に対する最善策と考えました。
その考えを知ったマーリン氏は、おきゅうが結核とAIDSの投薬治療に効果をあげることができるのではないか。その問いを突きとめるために、モクサアフリカを設立しました。
おきゅうで結核治療がアフリカで広まり、世界中がおきゅうに対する理解を深めることが設立目標です。

モクサアフリカで行われているおきゅう方法は直接きゅうです。
米粒大に小さくひねったもぐさを直接肌にのせて火をつけて燃焼させます。
アフリカの人たちに、おきゅうのすえかた方を指導して、自分でツボにおきゅうをしてもらうのです。
おきゅうをする場所は「足三里」と呼ばれるツボ。
松尾芭蕉が『奥の細道』で旅に出るときにおきゅうをした場所としても有名です。
最近では、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、ご自分の「足三里」から足首まで、きゅうをしている写真をブログにアップしていました。
「足三里」のツボは、膝のお皿から指4本分下で外側の骨に沿っていき、いちばんくぼんでいるところです。

原博士は、毎日この「足三里」におきゅうをしていました。
そして、104歳まで現役の医師として聴診器を持ち、108歳で亡くなられています。
亡くなる2か月前に、当時の「男性長寿日本一」になられています。
その原博士が愛用し、モクサアフリカでも使われているもぐさが下の写真です。

とても上質のもぐさでです。
箱を開けるとまるでカステラのような感じです。
触ってみるとふんわりとして柔らかい。
香りもよく、色は淡黄白色。
燃焼温度が低く、早く燃え尽きるのが特徴です。

私もこの上質もぐさで、さっそく「足三里」に直接きゅうをしてみました。
チクリとした熱さの後、脚の奥の方までじっくり熱が通っていく感じがとても心地良いです。

モクサアフリカの活動に興味ある方はモクサアフリカジャパンをご覧ください。